ブログ版・仙台藩の天文学史
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三浦乾也
三浦乾也は、変わった人であったようだ。

乾也

まず、この銘からして自由奔放さを感じた。
ネットで見つけた《江木鰐水日記》。
http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~tsubota/chrono/egigaku.html
これによれば、乾也は八分儀、六分儀を作り、写真鏡(カメラか?)も作った。
開成丸に使われた木綿の帆の意匠も乾也らしい。
乾也は本を読まない。人を使って本を読ませるという。

開成丸を建造したはいいとして、
船酔いが激しく、開成丸には乗っていない????

という話もある。 愛すべき人だ。

さて、三浦乾也が仙台に残したものは、開成丸と堤焼きだけか?
実は、高炉もある。
そして、その高炉に関与したのが芦文十郎氏。。。。
私がお世話になっているA氏の御祖先さま。
そうそう、先日オープンした芦東山記念館の前を流れる川を砂鉄川という。
新井田コレクション
知らない間に、拍手という機能が付いたな?なんて思っていたら、これってコメントも送ることができるのですね。。。
さて、この拍手コメント頂きましたがお返事ができないので、この場をお借りして。。。。
 
S市の博物館に新井田コレクションという、243点の三浦乾也の焼き物のが寄贈されたのは、確か平成14年のことでした。もちろん見に行きまして、焼き物に書かれている'乾也'の文字の自由奔放さに惹かれました。
江戸に移り住んでからなのでしょうか。根付と呼ばれるアクセサリー、今で言う処の携帯ストラップを作っており、乾也玉などと呼ばれています。煙草入れとか印籠に付けるんでしたっけ?
 
ひとつ欲しいのですが、ネットでもなかなか無い。時々Yahoo!オークションにも出るのですが、競り負けてGETできずにいます。
そう言えば、ヤフオクでGETした一番高額のものが、乾也の皿だったりします。

ふなわたり日記(5)
けふ,ようやくふなわたり日記をおはりまで読みはてぬ。

開成丸はコメを積んで浦賀に行き,帰りには塩を積んでいた。
前年。嵐で塩田が被害に遭い,仙台藩は極度の塩不足に悩まされていた。
そこで,開成丸は塩を調達。塩を積んだ開成丸が,江戸から仙台まで戻るのに1ヶ月以上かかっているのであった。
 
万延2年(1861)
 2月3日,浦賀を出る。
 2月9日,上総奥津。
 2月13日,太東岬(上総)
 2月14日,上総奥津に戻りひたすら風待ち。
 2月25日,奥津を出る。
 2月26日,下総永江(?)
 2月28日,相馬領小濱沖。
 2月30日,相馬領塚原沖。
 3月1日,水戸領平潟沖。
 3月4日,岩城領木戸浜沖。
 3月6日,岩城領木戸浜沖。
 3月7日,寒風沢に戻る。

と,まぁ。風任せゆえに浦賀から寒風沢までナント1ヶ月!
相馬領から水戸領へ戻るなど迷走しているようにも見える。
無理して,塩が水の泡となるのを避けていたのであろうか。。。

そうそう。浦賀から品川沖までのわずか6里の距離も4日がかり。
ふなわたり日記(4)
相変わらず、朝晩通勤の途中で”ふなわたり日記”を読んでいる。
ようやく万延2年の1月20日。寒風沢−下田−浦賀−品川ときて、上屋敷に挨拶をして。用事を済ませて、乗り組み員の一人である、高橋知誠(?)が陸路で仙台に帰ることになった。
そこに、深川中屋敷にいた人たちも見送りに来た。その中に”児玉氏国分氏”という人名が登場。。。おおっ!これってもしかして、児玉円吉(岩出山の和算家)&国分平(仙台の儒学者)。別の資料にて、万延元年6月から8月にかけて、児玉円吉と国分平が共に江戸深川の藩邸にいたことが確認されている。ん〜。この頃まで江戸にいたのですね。。。
児玉円吉は幕末の仙台藩北部における関流の和算の広がりに大きく寄与した人物。100人近い門人が確認されている。

だから何なの?と言われれば、ただそれだけのこと。。。^^;

テーマ:日本文化 - ジャンル:学問・文化・芸術

感謝なサイト
そうそう。開成丸を調べていたら、見つけたサイトが、
http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~tsubota/chrono/egigaku.html
無知な私は、江木鰐水と言う人を知らない。。。が、ここに記されている開成丸の記録は結構すごいかも。ありがとうございます〜っ!

更に、ありがたいサイトがここ。宮城教育大学図書館。
http://www.lib.miyakyo-u.ac.jp/Event/H18Kikakuten/shokai.html
河東田直正の生没年が解り、悩みがひとつ解決。
河東田(かとうだ)は、戸板の直弟子ではないことが判明。